注目の国家資格②:社会保険労務士

<業務概要と将来性>
労務をはじめ、保険や年金など社会保険の法規に基づく申請書類の作成と提出といった手続き代行が主な業務となる。契約やパート、派遣社員に関する雇用問題が多発し、多くの企業が雇用制度の見直しを図る今、総務や人事部においてニーズが高く今後もその需要は拡大すると思われる。

<ワークスタイル>
社労士には、企業の総務や人事部に勤務する「勤務社労士」と、独立開業し、企業と顧問契約などを結び、外部の人事・労務コンサルタントとして活動する「開業社労士」の二通り働き方がある。なお、申請書類の作成と代行業務は社労士の独占業務であるため、資格所有者が転職で有利に機能することはもちろん、独立開業しても営業力次第では多くの収入を得ることも可能。

<試験概要>

受験資格

 : 

短大、高専以上、行政書士資格所有者や実務経験3年以上など

実施日

 : 

毎年8月の第4日曜日に実施

出題科目

 : 

労働法令、社会保険法令、一般常識から選択式で計8問(午前)、択一式(午後)で7科目各10問ずつの計70問

受験費用

 : 

9000円

<取得の現実度>
人権問題に関連する業務だけに出題範囲も広く、過去5年の平均合格率は9%弱と比較的難易度は高い。また、合格レベルまでには初学者で800~1000時間程度かかると推測され、期間も1~3年(回)は必要となる。合格率で判断すれば行政書士よりも難度は低いと判断しがちだが、それだけ真剣に受験する層が多い結果であり、実際の難度は行政書士よりも高いとされる。

<報酬に関して>
勤務の場合、資格手当などは期待できないが独占業務であるため転職の際は、報酬額アップの可能性は高い。また、独立した場合の平均年収も604万円(年収ラボ調べ)と、資格別年収ランキングのトップ8にランクされているが、これは勤務社労士を含めた平均額であり、独立開業し多数の企業と労務・人事のコンサルタント契約を結ぶことが出来れば、1千万円を超える年収を実現することも不可能ではない。

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