社会人のための学習法選び

通常、資格取得のための学習方法には、すべてを自身の力で行う「独学」と、資格学校へと通う「通学」。そして、通信講座を受講する「通信」の3つがあります。そして、それら学習法を選択する上で比較検討する要素には、「費用」、「時間拘束」、「教材」、「サポート体制」、「モチベーション維持」の5つになると思います。これら5つの要素で各学習法を比較検討してみましょう。

学習法比較POINT

《比較POINT1:費用》
学習方法の中でも、テキストと過去問題集のみと数千円しかかからない独学が最も費用がかからない学習法です。対して、最も高額なのが通学です。大手資格学校の初学者向け行政書士講座は約15万円。もちろん、毎回学校へと通学するための交通費も費用となり、総額は20万円程度と20?30代の社会人にとってはかなりの出費が必要となります。なお、通信講座の大半が資格学校の半額から1/3程度とリーズナブル。資格学校のように教室を開講する必要がなく校舎の賃貸料が必要ないことが受講料に反映されるようです。

独学

 : 

★★★★★(5点)

通学

 : 

★(1点)

通信

 : 

★★★(3点)

《比較POINT2:時間拘束》
費用と同様に自分な好きな時間に自分のペースで学習できる、自由な学習スタイルも独学のメリットといえるでしょう。反面、通学は毎週決まった曜日、決まった時間に出席し受講しなければなりません。多くは19時?20時開始の講義が多いようですが、民間企業に勤める会社員が毎回同じ時間に退社し開始と同時に講義に出席できるかといえば、難しいと言わざるを得ません。なお、通信も独学同様に自由な学習スタイルが可能な学習方法であり、時間的な拘束がネックになることはありません。

独学

 : 

★★★★★(5点)

通学

 : 

★(1点)

通信

 : 

★★★★★(5点)

《比較POINT3:教材》
独学はテキストや演習問題などを書店で選ぶ必要がありますが、テキストの中には、結局資格学校への通学へと誘導するものなどもあり、また、自身のレベルに適した物を選び出すことは困難と思われます。資格学校の教材も、講師による講義を重視しているため、出題範囲がすべて網羅され文字が羅列された講義ありきのものが多いようです。対して個人学習であることを前提に構成、編集された通信講座のテキストは、カラーや図解を多用したわかりやすく編集されたものが多いように感じます。

独学

 : 

★★(2点)

通学

 : 

★★★(3点)

通信

 : 

★★★★★(5点)

《比較POINT4:サポート体制》
すべてを自身でこなさなければならない独学には、もちろんサポート体制など存在しません。長い学習期間中に起こる孤独感や閉塞感こそ、独学のもっとも大きなデメリットかもしれません。その対局にあるのが通学です。講義中の疑問点をその場で解消できることをはじめ、模試や直前対策講座など充実した学習環境に身を置くことが可能です。また、独学同様の個人学習である通信でも近年では充実のサポート体制が敷かれているようです。テキスト内容の疑問点には無料解答サービスを設け、学習ガイド本には挫折防止のテクニックなど学習をサポートする様々なノウハウが提供されています。

独学

 : 

(0点)

通学

 : 

★★★★★(5点)

通信

 : 

★★★★(4点)

《比較POINT5:モチベーションの維持》
サポート体制同様、独学ではモチベーションを維持することも自らの意志次第です。また、POINT1、2メリットとした格安な費用と時間的拘束の無さも、モチベーションという観点からは、怠けや挫折を誘発させるデメリットになる場合も多くあります。一方、もっともモチベーションを高く維持して学習を継続できるのが通学です。なぜなら、高額な費用は挫折への強い抑止力として機能しますし、他の受講生がライバル的な存在となり良い刺激になるからです。通信でもっとも警戒しなければならないのがモチベーションの低下です。サポート体制の存在はあるものの、スタイルとしては独学同様の個人学習です。そのためにも、挫折防止ややる気向上テクニックなど、様々な学習サポートを提供してくれる学習ガイド本の存在が欠かせないのです。

独学

 : 

(0点)

通学

 : 

★★★★★(5点)

通信

 : 

★★★(3点)

上記のとおり、費用、時間的拘束、教材、サポート体制、モチベーションの維持の5つの観点から、各学習法を比較し加点してきました。その結果は……。

学習法得点ランキング

1位

 : 

通信講座

 ? 

20点

2位

 : 

資格学校

 ? 

15点

3位

 : 

独  学

 ? 

12点

と、通信講座が1位という結果になりました。確かに、20?30代のサラリーマンにとって、費用が比較的安価で時間的拘束の無さは魅力的です。しかも、わかりやすい教材と充実のサポート体制が整った通信講座は、魅力的な学習方法ではないかと思われます。

しかし、通信講座といっても様々です。なかには、安さだけを追求したばかりに内容が伴っていないものなど、価格や知名度だけで選んでしまうと後悔してしまう場合も少なくないようです。そこで、次ページでは、通信講座の選択基準につて述べていこうと思います。

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